ピンチはチャンス
この言葉の意味を理解しているつもりでしたが、、まだまだでした。
人生十数年、もしくは数十年生きていたらこの言葉を1度は耳にしたことがあるはずです。
- いま自分の置かれている状況がピンチ
- ピンチな状況だけど諦めたくない
ピンチの時はピンチでしかない
ピンチの時はピンチなので、チャンスだなんて考えている暇というか余裕がありません。
ピンチがピンチであることに変わりはないんです。
そしてピンチになると「もうダメだ…」という絶望感を感じてしまうのが人の心で、それは私も同じですし仕方がありません。
ですが、ピンチの状態が一旦落ち着いたとき、そのピンチに対して客観的に捉えられる心の余裕が、ほんの少し生まれる瞬間がやってきます。
どうにもならないピンチはない
いくら発想の転換が大切だと言われても、その時の当事者にしか分からないことがあったり、どうにもならないようなことだってありますよね。
でも、気付きました。
どうにもならないことなんてない
一般の人はもちろん芸能人を見ていても、人の道から外れたことをしてしまっても人生をやり直すことはできています。
会社で大きなミスをしたり、事業に失敗したり、違法薬物に手を出したり、不倫したり、闇営業したり、、、
いろいろありますが、それでも皆生きていますし、人生をやり直して前を向いて歩き出すことができます。
ピンチが落ち着いた瞬間=発想の転換期
どうにもならないピンチなんてない
ピンチに陥った時でも、ピンチはピンチなりにふいに落ち着くときがあるんですね、不思議なもので。
その時こそが、発想転換のチャンス。
ピンチの時は心に余裕がないので他のことを考える余裕がありませんが、ピンチが落ち着くと他のことを考えらえる心の余裕であったり時間の余裕が生まれます。
「このピンチを、どうにかして自分のものにできないか…」
そう思ったときに考えがちなのが
「何かそれに太刀打ちできる良い方法はないか?新しい方法はないか?」
ピンチ → 思考停止 → ピンチ和らぐ → 心の余裕できる → 対策考える → でもアイデア出てこない → ピンチ継続 → もう自分はダメだと思う → ますますネガティブ → さらにピンチな状況になる
この思考回路を私も持っていました。ですが、これで新しい方法を思いついたこと、、ありません。
「じゃあどうすればいいの?」
ピンチをチャンスに変えるためには、ピンチの時にふと訪れる心の余裕(思考停止の解除)があるときに考える対策や方法の方向性にポイントがありました。
ピンチ回避ではなくピンチに乗っかれ!
新しいものを生み出さなくていいんです。
「なにか斬新なアイデアを!」なんて考えなくていいんです。
新しいアイデアなんてものはピンチを抜け出した後に考えればいいことで、今がピンチなんですから、やっとできた心の余裕なんですから有効に使ってください。
ここでいう「有効に使う」というのは
ピンチに乗っかる方法を考える
新しい方法なんて簡単には生まれないですし、そんなのをピンチの時に考える余裕なんてありませんから、とにかくピンチを上手く利用する方法を考えます。
例:実際にあった私のケース
具体的にイメージしやすくするために、私の場合を例に挙げて説明します。
私はGoogleアドセンス広告を表示するためのファイルads.txtというファイルの設置方法(主にさくらインターネットユーザー向け)について、1ヶ月前に記事を書きました。
詳しくはこちらの記事で
ですが、先日Twitterでads.txtファイルを簡単に設置できるプラグインを売り出すよというツイートを見かけました。
これを見て「あーあー私の記事を読む人も減っちゃうな…」「プラグインなんて入れなくてもできるのに…」と思ったのが私の本音でした。
そこで諦めていたのですが、コメントの数と内容を見ながらふと思いついたんです。
「このプラグインの販売を待っている人がいる=まだads.txtファイルを設置していない人はいる」
「プラグインを入れなくても簡単にできるということを知らない人がいる」
「ads.txtファイルを設置するプラグインのツイートを見かけた人はTwitter上で検索をかけるかもしれない」
こう考えた結果、悲観するのをやめて「ピンチに乗っかれ~!ピンチはチャンスYEAH!!」と目の前のピンチに乗っかるために私がとった行動が、
ハッシュタグをつけて、記事をタイムラインで流してツイート
「プラグイン販売を待ってはいるけれども、何とか自分で簡単に無料でできる方法があるなら試してみたい」という人がいるかもしれません。
私みたいにそんなこと考えてる暇があったら、一人でも多くの人に自分の魂込めて書いた記事を読んでもらう方法を考えたり
自分の全身全霊をかけて文字にした記事を作る時間に当てたほうが絶対にいい。
ピンチのフリをしたチャンス【発想の転換】 まとめ
チャンスはピンチのフリをしてやってくる
中にめちゃくちゃ可愛い子が、せんとくんのようなツルツル頭に角が生えた男の子の着ぐるみを着てたら気づかないですし、そもそもナンパしようなんて気も起こりませんよね?
でも、そのせんとくんの着ぐるみの中からめちゃくちゃ可愛い女の子が出てきたら、ナンパもやる気出るし頑張ってまずはご飯誘おう!って気持ちになりませんか?それと同じです。
・「もうダメだ…」と1度は諦めてもピンチが落ち着く瞬間を待つ
・ピンチを回避するのではなく、ピンチに乗っかる方法を考える
・乗っかる方法が思いついたら、いち早くそれを行動に移す
・ピンチの状況を悲観する暇があるなら、ピンチの本質を見極める(本当はチャンスなのかも)
・発想の転換が何より大切
ピンチはチャンスとよく言いますが、自分の目の前にあるピンチはきっと、ピンチのフリをしたチャンスです。
ピンチはチャンス!チャンスもチャンス!これからは全部チャンスになります!
ピンチにいかにしてチャンスのフリを早くやめさせられるか、いかにしてピンチの着ぐるみを脱がせるか、これがすべてをチャンスに変えていく方法です。