ジャニーズ事務所の社長であるジャニー喜多川さんが7月9日に亡くなりました。
87歳でした。
87歳×7月9日×社長
私の祖父も2014年に亡くなりました。
87歳でした。
そんな祖父の誕生日は7月9日。
そして今の私はというと『ニートが社長になる日まで』というタイトルでこのサイトを運営しています。
私のことを知らない人はこちらの記事で分かります
なんだか、ジャニーさんが亡くなったのを、他人事には思えず
単なる「偶然」ではない、何かとても不思議な”縁”のようなものを感じ
記事として文字に書き起こすことにしました。
好きなことを死ぬまでやり続けたジャニーさん
これまでジャニー喜多川社長はプロデューサー業や舞台演出などを手掛けてきました。
「将来その子が大きくなった姿が見える」というジャニーさんの特殊な能力は
これまでにデビューさせてきたジャニーズたちを見れば、本物だということが分かります。
ジャニー喜多川社長が世に生み出してきたアイドル
- 1960年代 ジャニーズ、フォーリーブス
- 1970年代 郷ひろみ、リトル・ギャング、川崎麻世
- 1980年代 田原俊彦、近藤真彦、シブがき隊、THE GOOD-BYE、少年隊、光GENJI、男闘呼組
- 1990年代 忍者、SMAP、TOKIO、V6、Kinki Kids、嵐
- 2000年代 タッキー&翼、NEWS、関ジャニ∞、KAT-TUN、Hey!Say!JUMP
- 2010年代 Kis-My-Ft2、Sexy Zone、A.B.C.-Z、ジャニーズWEST、King&Prince
年を追うごとに、勢いが増しているようにさえ感じます。
最近は有名グループに所属するメンバーの不祥事や、病気療養を発表するジャニーズも多かったので
心配していましたが、これからのジャニーズは滝川秀明さん(元タッキー&翼)が引き継いでいくようです。
生涯書道家として生き抜いた私の祖父
私の祖父は書道家でした。
いつもいつも書を書いていて、習いに来ている生徒さんが沢山いました。
そんな祖父が自宅で体調不良を訴えたのは正午頃で、
午前中まで何事も無かったかのように筆を握り、生徒さんたちに指導をしていました。
倒れてから再び筆をとることはありませんでしたが、
死ぬ直前(倒れる直前)まで自分の好きな書道をしていた祖父は
本当に幸せだったはずです。
死ぬまで好きなことをやり続けたジャニーさんと祖父
好きなことだけで生きていくって幸せなことのように思いますが
口にはしない大変だったことも沢山あるはずです。
好きなことで生きていこうとするのは それだけでは生きていけなかったり
好きだったことも嫌いになってしまうことだってあり得ます。
好きなことで成功して、好きなことだけして生きて、それを死ぬまで続けられる
簡単なようで本当は難しいことを 二人はやり遂げたんですね。
偶然か必然か
他の人からしたら大したことないのかもしれません。
「偶然」
その一言で片付いてしまうかもしれません。
だけど7月9日は祖父の誕生日。
ジャニー喜多川社長が亡くなったのは7月9日。
二人が亡くなった歳は87さい。
倒れる直前まで自分の好きなことをやりぬいた二人は
生涯プロデューサーと生涯書道家 という名のもとに人生の幕を下ろすことができました。
そして今、私が運営しているこのサイトの名前は「ニートが社長になる日まで」
ジャニーさんのような、あれほどカリスマ性のあるスゴ腕社長にはなれませんが
いつか必ず私も社長になり、少しでも多くこの世界に「幸せ」を増やしていけたらと考えています。
祖父やジャニー喜多川社長のように死ぬまで好きなことで生きていく、
これが今の私の目標でもあり目指している幸せのカタチです。
一時的な容態の回復があったと事務所の発表コメントで伝えられましたが、この奇跡的な出来事は私の祖父にもあったことです。
話しかけても返事もない・反応もないといった状態で「今日、明日が山場」と言われ、心拍が減り心臓が止まりかけた時が数回ありました。
でも、そこで私たちが「えー!?死んじゃうの!?まだ早いよ!」などと声をかけると心拍数が上昇し、また元の心拍数に戻るといった現象を目の当たりにしました。
【生き返り】というと嘘のように聞こえますが、「止まりかけた心臓が声掛けだけで再び動き出す」というあの日の出来事は、今でも私たち家族の間で話されている祖父の最期に起きた奇跡的な出来事です。
さいごに
当時は地元を離れ祖父の家まで飛行機で片道2時間という距離に住んでいたので
祖父が倒れた当日や翌日に見舞うことができませんでした。
一時は回復し少し喋れていたようなので、最後に何か一言二言でも祖父と話ができたのかもしれないと思うと、今でも悔いがあります。
ですが、ジャニーさんが亡くなった今、87歳×7月9日×社長という重なる点が多くあることに気づき、
何だか祖父が「ゆうもジャニー喜多川さんのようなBIGな社長になりなさい」と言っているように感じています。
人は生まれた時から死に向かって歩き続けています。
終わりがいつ来るのか分からない人生だからこそ
死ぬまで好きなことをして生涯を終えたい
私にとってジャニー喜多川社長と祖父は「本当の幸せを極めた二人」です。