ヨナ抜き音階
初めて聞いた人も多いと思います。
今年2019年にヒットした米津玄師さんが作詞・作曲をした『パプリカ』
パプリカが大ヒットしたのには驚くべき理由がありました。
ヨナ抜き音階
この『ヨナ抜き音階』というのは、
ドレミの音階で4番目(ヨ)と7番目(ナ)を抜いた音階という意味
ドレミファソラシド♪
4番目:ファ
7番目:シ
米津玄師さんが作曲した「パプリカ」という楽曲には、ファとシが使われていません。
とは言っても、パプリカは黒い鍵盤の音がほとんど…笑
意図的に覚えやすい楽曲にするために、パプリカをヨナ抜き音階にしたのかは米津さん本人にしか分かりませんが
今年「パプリカ」がヒットした理由は、このヨナ抜き音階にありました。
他の『ヨナ抜き』ヒット曲は?
パプリカ以外にもヨナ抜き音階で作られた楽曲は他にもあります。
例えば、坂本九さんの『上を向いて歩こう』
♪上を向いて歩こう 涙がこぼれないように 泣きながら歩く 一人ぼっちの夜…♪
これもヨナ抜き音階でできた曲。
年末年始によく聞く『お正月』
♪もういくつ寝るとお正月 お正月には凧あげて こまをまわしてあそびましょう…♪
この耳馴染みのある曲も、ヨナ抜き音階で弾ける・歌えて、
「耳馴染みがある」ということは、誰でも簡単に覚えられて口ずさめるメロディーということです。
ヨナ抜き音階が日本人にヒットする理由
ヨナ抜き音階について、とあるニュース番組で取り上げられていましたが、
正確な理由については言及されていませんでした。
ピアノ教室を運営しているピアノの先生がインタビューに答えていましたが、
ヨナ抜き音階がヒットする理由は『日本人のDNAに訴えるから』
いまいち科学的な根拠とは言い難いですが(笑)
私たち日本人は、遺伝子レベルでヨナ抜き音階の楽曲を、
「覚えやすい」「歌いやすい」「口ずさみやすい」
と感じるようです。
ヒット曲を作るなら『ヨナ抜き音階』
「お正月」も「上を向いて歩こう」も「パプリカ」も日本人が親しみやすいと感じる
これらの曲がヨナ抜き音階で作られたメロディーだと分かりました。
これからシンガーソングライターや作曲家を目指して作曲するときには
4番目と7番目の音階:ファとシを抜いたメロディー(ヨナ抜き音階)にすれば
ヒットする曲になる可能性がグッと高まります。
覚えやすい音階『ヨナ抜き』作曲でパプリカよりヒットを狙え!
やはりヒット曲や売れるものには、共通点があるんですね。
いつになるか分かりませんが、作詞に関するヒットの法則が分かったらお伝えします(笑)
作曲でメロディー作りに困ったら、とりあえずドレミソラの5音階で曲を作りましょ!
きっとヒットします♪