Googleからメールが届いたと思ったらアドセンスのポリシー違反の警告だった。初めてのことでどうしたらいいのか分かりません。広告制限を解除する方法や対応策があれば知りたい。
こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
- Googleアドセンスのポリシーって何ぞや?
- Googleからポリシー違反とみなされるサイトやページの特徴
- ポリシーに違反するとどうなる?
- アドセンスのポリシー違反で制限された広告を解除するまでの流れとその対応策
- AdSenseポリシー違反の再審査、制限解除までにかかる時間
先日、私のもとにもGoogleアドセンスから警告メールが届きました。
最初は「オワタ・・・orz」と思いましたが、全くもってポリシーに違反した心当たりがなかったので
きちんとGoogleアドセンスに主張することを決めて再審査してもらった結果、このポリシー違反問題を解決することができました。
【Googleアドセンス】ポリシー違反で警告!『対応策と解除申請のやり方』
まず、Googleアドセンスから届いたそのポリシー違反の警告がどういうものなのかお見せします。
まったく心当たりがないのに、突然Googleアドセンスからメールがきました。
大事な情報としては、「 AdSenseプログラムポリシー違反が見つかったページでは、広告が制限or停止されている 」「 再審査をリクエストする必要がある 」ということです。
Googleアドセンスのプログラムポリシー
Googleアドセンスから「ポリシーに違反してるよ!」と警告されていますが
そもそもAdSenseのプログラムポリシーをきちんと読んだことがありますか?
読んだことない人のために簡単にまとめると、以下の11項目から構成されています。
- 違法なコンテンツ
- 知的財産権の侵害
- 絶滅危惧種
- 危険または中傷的なコンテンツ
- 不正行為を助長する商品やサービス
- 不適切な表示に関連するコンテンツ
- 悪質なソフトウェアまたは望ましくないソフトウェア
- 露骨な性的描写を含むコンテンツ
- 国際結婚の斡旋
- 家族向けコンテンツに含まれる成人向けのテーマ
- 児童の性的虐待や小児性愛に関するコンテンツ
このAdSenseポリシーの詳細については、以下のリンクより公式サイトで確認できます。
アドセンスを利用するのであれば、必ず一読しておいたほうが良いものです。
AdSenseヘルプ
Googleからポリシー違反とみなされるページやサイトの特徴
当サイト(ニートが社長になる日まで)に投稿しているコンテンツ数は現時点で100以上ありますが
Googleアドセンスにポリシー違反とみなされてしまったものはたったの1つだけで、それが以下の記事でした。
この記事のどこがポリシーに違反していると思いますか?
当初のものに若干手を入れたので分かりづらいかもしれませんが、違反とみなされそうな箇所があります。
詳しくは記事下にて解説しています。
ポリシーに違反するとどうなる?
結論から言うと、Googleアドセンスのプログラムポリシーに違反すれば、以下2つのペナルティを受ける可能性があります。
- 掲載広告の制限
- 掲載広告の停止
掲載されている広告が制限された場合にはまだ広告が表示されていますが、広告が停止された場合には広告は表示されません。
表示はされていても制限は掛かっているので、ペナルティを受けていない場合と比べると広告収入が減少する可能性があります。
「アドセンスのプログラムポリシーに違反するとどのようなことが起きるのか?」
その流れについて説明します。
まずは警告メールが届く
先ほどの掲載した画像にもあったように、Googleアドセンスを利用する際に登録したメールアドレスに、ポリシー違反の警告メールが届きます。
メールには過去24時間以内に検出された違反内容が記載されています。
メールが届いた時点で掲載されている広告はすでに制限/停止されている
今回ここで紹介している私が受けたペナルティーは「掲載広告の制限」です。
このメールはサイトやアカウント単位ではなく、あくまでもページ単位でポリシー違反が見つかった場合に届きます。
広告が制限はされているものの停止はされていないので、自分でも確認しましたがいつものように広告は表示されていました。
掲載広告が制限/停止する→広告収入が減る
すでにお分かりかと思いますが、掲載されていた広告が制限または停止されるということは、広告によって得られていた収益が減るということになります。
正直言って、ブログやサイトに広告を貼ってその収益で生活している人にとっては、かなりの死活問題です。
じゃあ、Googleアドセンス広告が制限や停止されてしまったら、 ポリシー違反の警告を受けた後にどんな対応策をとればいいの?
アドセンスのポリシー違反で制限された広告の解除申請までの流れと対応策
Googleアドセンスからポリシー違反の警告メールが届いたら、やるべきことは3つあります。※ページ単位の場合
- Googleアドセンスからポリシー違反とみなされた記事を見直す
- 『このワードが怪しいぞ…』と感じたら他の言葉や言い回しに変える
- アドセンスに『ポリシー違反に該当しません』という再審査を申請する
Googleアドセンス広告が制限または停止をされてしまったら、解除してもらうには再審査をうけるしかありません。
一刻もはやく解除してもらわなければ、広告収益は減っていく一方です。
まず審査を受ける前に、自分自身でやるべきことをやってから申請することをおススメします。
1.Googleアドセンスからポリシー違反の警告が届いたら、まずは該当する記事を見直す
本記事で解説しているアドセンスのポリシー違反は、あくまでページ単位のものです。
まず警告のメールが届いたら、違反しているのがページ単位かサイトやアカウント単位なのかを確認してください。
ポリシーをしたとみなされた該当のページは、警告メールの1番上のリンク「AdSenseポリシーセンター」から確認できます。
ここを見れば、どのページが違反をしている(とみなされている)のかが分かります。
2.『このワードが怪しい…』と感じたら他の言葉や言い回しに変える
Googleアドセンスから警告を受けた時点で、「ポリシー違反とみなされやすいワードが含まれている」ということを認識してください。
自分ではまったくそのつもりがなくても、Googleが使用しているAIによって❝違反❞と判断されてしまうケースがあります。
上で紹介したGoogleアドセンス 11のプログラムポリシーに引っかかってしまいそうな単語や表現など、『違反とみなされそうだ…』と思った言葉などについては、他の言い回しに換えるのがベターです。
ただし、置き換えなくても違反と判断されない場合もあります。
今回の私の場合も、記事の中で使っていた言葉がポリシー違反だとAIに誤判断されてしまいました。怪しいワードは今後もGoogleクローラーに引っかかる可能性があるので、他の表現へ書き換えました。
3.アドセンスに『ポリシー違反に該当しません』という再審査を申請する
AdSenseから警告メールが来て、広告が制限or停止されても諦める必要はありません。
違反していることが明らかな場合は、該当のページからアドセンス広告を自ら削除することもできます。
逆に「違反していない!」という場合には、制限や停止された広告を解除してもらうための対応策をとって再審査を申請すれば大丈夫です。
再審査に通れば、広告はこれまでのように表示されはじめます。
ポリシー違反のペナルティー解除を申請する方法【画像付きで解説】
Googleアドセンスがポリシー違反とみなしたサイトやページには、掲載広告の制限や停止といった措置がとられます。
その措置を解除(元に戻して再開)してもらう方法を画像付きで解説していきます。
難しくないので安心してください(笑)
ポリシー違反のページと違反内容、違反措置が適用された日時の確認
警告メールにある1番上のリンク「AdSenseポリシーセンター」からポリシー違反の該当ページは確認できます。
違反内容の確認と再審査のリクエスト(の前にページ内もチェック)
該当のページが何のポリシー違反なのかを確認することができます。
確認したらまず該当のページに戻って、どこが違反している(とみなされている)のかチェックしましょう。
それが終わったら「審査をリクエスト」します。
を入れて審査をリクエスト
重要なガイドラインを確認してチェックを入れたら、審査をリクエストします。
これが最終的な審査リクエストになりますので、審査を申請される方はお気をつけください。
再審査の申請が完了したら「審査中」であることを確認
再審査のリクエストが完了したら、ページの右上にある【需要の制限】と書かれた下に「審査中」と出ます。
これが表示されていれば審査のリクエストはきちんとできていますので、あとは審査の結果を待ちましょう。
AdSenseポリシー違反の再審査、制限解除までにかかる時間
受けたペナルティーの制限は、再審査に申請してからどのくらいで解除されるの?
私のケースをおさらいしてみます。
- ページ単位での広告制限
- ペナルティーを受けたのは1ページのみ
- 違反とみなされそうな表現が2~3か所あった
- ポリシー違反のメールが届いてから12時間のうちに再審査の申請を実施
結論から言うと、Googleアドセンスからポリシー違反のメールが届いてから24時間以内に制限は解除されました。
4月15日のAM2:26に警告メールは届き、翌16日のAM2:01には「ポリシー違反なし/掲載広告の制限解除」のメールが届いています。
AdSenseプログラムポリシーに違反したのがサイト単位なのかページ単位なのか、その数が1つなのか2つなのか
受けたペナルティーを解除し、広告掲載を再開してもらうまでにかかる時間にはそれぞれ差があると言えます。
自分自身が早く対応すればそれだけ早く再審査がされ、違反のページが多ければ再審査にも時間がかかってしまうのは当然の流れです。
まとめ:ポリシー違反の警告がアドセンスから届いても慌てない。Google(AI)のミスもあり得るので、まずは制限解除の申請をしよう
今回は、Googleアドセンスからポリシー違反の警告が来た場合に、その対応策と再審査申請の流れについて説明してきました。
初めて警告を食らったときは誰でも驚きますし、、ビビります。
ですが、正しい流れで正しく対応策をとれば広告の制限や停止はスムーズに解除され、これまで通りにアドセンスを利用することができます。
まずは、AdSenseポリシーに違反しないような健全なコンテンツを作っていくことが何よりも大切です。
Googleアドセンス プログラムポリシーをまだきちんと読んだことがないという人は、この機会に一度目を通しておくことをおすすめします。
AdSenseヘルプ