コロナの影響で仕事が減って生活がちょっと苦しくなってきた・・・このままだと困ります。何か1つでも自分が受けられる支援があれば知りたい。
こんなお悩みを解決します。
- 外出自粛によって膨らむ通信費に受けられる支援
- 収入減で支払いが難しくなった保険料への支援
- 収入減で支払いが困難になった公共料金への支援
今回の新型コロナの影響を受けて仕事が減った方や、それにより収入が減った方
家で過ごすことによって生活費や通信費が増大するなど、私たちの暮らしの中のあちこちで影響を受けています。
この記事は、新型コロナウイルス拡大によって影響を受ける家庭や個人を少しでも減らすために、知って役立つ家計支援についてご紹介します。
通信費の無償化
外出自粛によって大幅に増大するのが、パソコンやスマートフォンなどでネット通信を使用した際に発生するデータ通信費です。
在宅でのテレワークや休校による子供たちの巣ごもりによって、通信費が先月よりも増えた家庭がほとんどだと思います。
そんな増大した通信費に困窮する家計を救済すべく、携帯電話会社各社は通信費の支援プランを打ち出しています。
25歳以下はデータの追加購入が50GBまで無料
各携帯電話会社の通信費支援プランは以下のとおりです。
支援プランの申請 | 対象期間 | |
docomo | 不要 | 4月1日~5月31日 |
KDDI | 不要 | 4月1日~4月30日 |
Softbank | 必要 | 4月3日~4月30日 |
Y!mobile | 必要 | 4月3日~4月30日 |
この支援プランを受けることができるのは、25歳以下の人で
データ通信料の追加購入料金が50GBまで無料となっています。
緊急事態宣言が全国に発出されると、外出自粛要請の期間が長引くことも想定されるので
対象期間を過ぎた後でも支援プランが継続されているかもしれません。
詳細は、お使いの携帯電話会社の公式ホームページをご確認ください。
保険料の払い込み延長・貸付利息免除
保険料はよく知られているところで言うと個人の生命保険や、家にかける地震保険や火災保険などがあります。
各保険会社によって異なりますが、以下のような支援策が立てられていることをご存じでしょうか。
- 保険料払い込み 猶予期間の延長
- 契約者貸付の利息免除
新型コロナの影響で仕事が減り収入が減ってしまった方は、保険料の支払いに困っている方がいるかもしれません。
支援を受けられるかどうか分からないという方や、詳しい内容や条件については、加入されている保険会社へお問い合わせください。
公共料金の支払い延長
生活していく上では切り離すことのできない、電気・ガス・水道といった公共料金ですが
コロナの影響で収入が減ってしまい、「生活するのがやっと・・・」という方にぜひ知っておいてもらいたい支援策があります。
- 電気・ガス → 支払い期限を1ヵ月延長※
- 水道 → 最長で4ヵ月延長
電気やガスの支払いを1ヵ月、水道料金の支払いなら最長で4か月も延長することができます。
※ただし、電気・ガスの支払い延長を申請するためには、緊急小口資金を利用している人に限られます。
支援申請の条件は『緊急小口資金』
緊急小口資金とは、休業などで収入が減少し、生活に困窮した世帯を対象に、無利子でお金を貸し付けるものです。
対象 | 休業などで収入が減少 一時的に生活維持のための貸付が必要な世帯 |
貸付額 | 20万円以内(一括交付) |
申し込み先 | 居住地の市区町村社会福祉協議会 |
交付 | 申請から1週間 |
返済 | 2年以内 |
利子 | 無利子 |
「結局は返さなきゃいけないんだ・・・」と思うかもしれませんが
今回の特例措置では、所得の減少が続く住民税非課税 世帯の償還(返済)を免除することができるともされています。
緊急小口資金の特例貸付に関するQ&Aは、全国社会福祉協議会のホームページで確認できます。
詳細については、お住まいの市区町村福祉協議会へお問い合わせください。
まとめ:コロナの影響で生活に困る家庭はもっと増える見込み。しかるべき時に受けられる支援は受けよう。
今回ご紹介した内容は、知らないよりも知っていたほうが役立つ支援策です。
今後は、コロナウイルスの影響で生活に困窮する家庭が増加することが予想されます。
「生活が苦しい」のはあなた一人だけではありません。
必要な時に、必要な相談をして、必要な支援を、受けられるときにぜひ受けてください。
本記事の内容は4月15日時点での情報です。
正確な情報掲載に努めておりますが、最新の情報は各所にお問い合わせください。
生活にお困りの方、生活に困っている家庭を知っている方は、この情報をシェアしていただけたらと思います。