ニートが先日アルバイトを始めました。
先日アップした記事にもあるアルバイトの面接なのに職務経歴書が必要だと言われた会社です。
職務経歴書も書いて、履歴書も書いて、面接時間も1時間半ですよ!!?
なのに研修1日目、たったの6.5時間で退職しました。
結論から言います。その理由は
働かせてもらえる時間(シフト)が希望よりも大幅に少なかったから
アルバイトは派遣ではなく企業の直接雇用
ニートを1年間していた私でしたが、7月末から短期で派遣の仕事をやっていました。
そのときは派遣社員という形で、派遣会社に雇われている身。
ニートは前職から長い期間があいていたり、全然違う職種であったり、いざ正社員として働こうと思ってもなかなか難しかったりします。
でも、そんなニートの人にもおススメの就職・転職の流れがあって、それはまず派遣社員として派遣の仕事をして経歴を積むことと以前お伝えしましたね。
なので私は短期ながらも約1か月の派遣社員を経験した後に、今回問題となった企業のアルバイトへ応募することにしました。
そのため今回のアルバイトは派遣会社に雇われて就業先に派遣されるわけではなく、応募した企業に直接雇用されるもので
就業先となる会社の人事課の方が面接をする形でした。
前回の短期派遣でどんな仕事をしていたか知りたい人はこちらの記事から読めます。
バイトの面接に1時間半もかかった
面接の日程調整のために電話が掛かってきたのは、面接予定日の1週間前でした。
電話で伝えられたのは下の5項目で
- 面接の日時
- 面接場所
- 当日の持ち物(履歴書と職務経歴書)
- 履歴書と職務経歴書作成時の留意点(履歴書は手書き、職務経歴書はPC可)
- 面接当日にある簡単な実技試験(WordとExcelの入力)
電話を受けてから面接当日までは、職務経歴書を作ったり履歴書を書いたりして準備を進めていきました。
実際に面接に行ってみると面接をする採用担当の人はその場におらず、面接はSkypeでやりました。
面接の前には会社の概要などを映像化したものを見せられ、30分程度はあったと思います。
それとは別に持っている資格やこれまでの経験を問うような質問事項が書かれた用紙の記入や、軽い実技試験のようなものがありました。
各30分程度と見積もっても、やはり1時間半かかりますね。アルバイトの面接なのに時間かかり過ぎ。
そんなに時間がかかる面接であるならば、前もって会社側は面接にかかるであろう時間を伝えておくべきです。
面接場所まで車で送ってくれた母が外で待っていたのですが、すぐに面接は終わると思っていたのにかなり待たされ、私が車に戻ったころにはぐったりと疲れていました。
面接で聞かれたのは希望の勤務時間だけ
アルバイト募集の求人には勤務時間9-17時と書いてあり、それを見て私は応募しました。
採用担当者からは面接のときに『希望(働ける)の勤務時間帯はありますか?』と聞かれただけ。
私はニートなので時間は十分にありますし、働く意欲だってありますから(笑) 9-17時のフルタイムで働きたいので「いつでも働けます」と答えていました。
ですが、採用担当者の人は『他のスタッフとの兼ね合いで1日数時間程度の勤務や1週間に数日のシフトになる』といった説明は全くしていませんでした。
1日目の研修が終わってから渡されたシフト
面接から2週間が経つ頃に採用の電話をもらい、その数日後に研修を組んでもらいました。
『研修2日間ありますが、2日目以降の研修に関しては現場と調整してください』と言われていたので、1日目の研修の休憩中に当月分のシフト希望を出しました。(出すように言われました)
当然ですが、「いつでも働けます。いつでも大丈夫です」という返事をしました‥働く意欲はモリモリですからね(笑)
そして1日目の研修6.5時間が終わってから、2日目の研修を組むと同時に当月のシフトが配られました。そのシフト表を見て唖然としました。
その驚愕した問題のシフト表がこちら。
内心言いたいことというか聞きたいことは沢山ありましたが、私と同日で採用になって研修を受けていた他のアルバイトの人もいたのでその時は何も言いませんでした。
アルバイトのシフトは研修前に面接で確認すべし
希望の勤務時間帯については面接時に聞かれた、ということは話しましたよね。ここで私は「いつでも働けます」という返答をしています。
もしも、この質問をされたときに「〇曜日と△曜日の□時以降は勤務が難しいです」と返事していたとして、その時には『他のスタッフと調整することにはなりますが、〇曜日と△曜日の□時以降は厳しいんですね。分かりました』ぐらい採用担当者は言うでしょう。
でも「いつでも働けます」と回答したやる気のあるアルバイトに対して、求人も9-17時で出していて尚且つシフト制になっているのであれば『他のスタッフとの兼ね合いでフルタイムで出勤してもらうことは少ないかもしれません』の一言くらいあってもいいですよね。
というより、むしろ面接時にそう伝えるべきです。
そうすれば、面接を受けた側としても希望する時間働けなければ面接や採用を辞退することだって考えますし、面接を受けた1時間半も無駄にしなくて済みます。
また、面接結果についても2週間も待たされた挙句に受けた研修6.5時間がこの結果ですから、この数週間の間にも他の会社の面接を受けることだって可能でしたよね。
アルバイトであろうと正社員であろうと、こういう会社があるということを頭に入れて、面接のときは採用された場合にはどれだけの時間働くことができるか(働く必要があるのか)ということを必ず明確にしておきましょう。
6.5時間の研修を受けたのに退職するのは…アリ。
若干気持ちの中には「せっかく研修をすでに半分も受けたのに辞めるのはもったいないなぁ」という思いもありました。
出勤の日は往復バスで1時間、たった2時間のシフトのために着替えてメイクして身支度を整えて…1か月のシフトに入って稼ぐことができる額は35,000円にもなりません。
1日目の研修を受けたのが金曜日だったので、土日に考える時間があったからまだ良かったのですが、退職を伝える当日の朝まで正直気持ちは固まっていませんでした。
「アルバイト1日目でたったの6.5時間研修しただけで退職を申し出るなんてアリなのか?」
そう思い、せめて1か月は働こうかと悩みましたが、自分にも会社側にもメリットは無いと考え、きっぱりと辞めることにしました。
ダラダラ続けるのも時間の無駄ですし、本当に生活に困窮していない限りは少しでも自分がやりたいと思える仕事をしましょう。
アルバイトの研修1日目たったの6.5時間で退職した理由 まとめ
時給も田舎にしては悪くなく、交通費も出て、資格手当も出る。暑いとき寒いときに外で働かなくてもいい仕事は、とても魅力的でした。
でも週に数日、しかも1日に2-3時間程度働くためだけに出勤すると思ったら、自分からすると馬鹿らしくてできませんでした。
交通費が出るとはいえ、もっとガツガツいっぱい働けて、割に合う仕事が私はしたいのです。
忘れないでください。
ニートにも仕事を選ぶ権利はあります。正確に言うと働く義務が私たちにはあります。でも休む権利だってあるんです。
人になんて言われようとも自分自身の1回きりの人生です。
アルバイトの研修1日目、たったの6.5時間で退職しようがしまいが関係ありません。他人の目なんて気にする必要なんかありません。